先日、血液検査をしました。
アルコール関係(肝臓関係)の数値が基準値内になり、
残る基準値超えのものは、あと2つ。
痩せれば解決する子たちです。
全数値基準値内を目指して、
筋トレに食事制限に頑張っています。
昨日の晩御飯はシチューとから揚げ15個食べてしまった公認会計士・税理士の金子です。
突然ですが、皆様のところに届いてますよね?
そうです。
労働保険料の封筒です。
毎年梅雨入りとともに届きますが、
社労士さんに丸投げという方も多いのでは?
今日は労働保険料について
その仕組みと、仕訳を
ざっくり(ここ重要)解説していきます。
(細かいことは気にしない♪)
そもそも労働保険料って?
労災保険と雇用保険のことですね。
仕事しているときに(通勤も)、
ケガとか病気にかかってしまった場合に、
保険がおりるやつですね。
「労災が~」とかいうやつです。
いわゆる失業保険もらうための保険ですね。
勤めている会社が労働保険に加入していなかったらもらえないですよ。
給与明細は雇用保険料控除とかって記載があるのは、
労災保険は本人負担がゼロだからです。
どんな仕組み?
労働保険料は4月から3月までを一つの計算期間としています。
この期間の対象者のお給料をベースに一定の料率をかけて保険料を算定します。
労働保険料の計算と納付は6月1日から7月10日までに雇い主が行います。
(これを年度更新っていいます。)
ここまではいいです。
問題は次。
(。´・ω・)ん?
なんで?
皆さんもよくご承知の通り、
税金の計算は決算締めてから申告納付ですよね。
労働保険料についてはまず加入した瞬間に概算払いがあるんです。
そしてそれを精算してまた概算払いを行う。
保険だからという理屈は分かりますが、
会計処理が特にややこしい
なぜ、ややこしいのか。
私が会計士だからこそ、より強く感じるのですが、
経理担当の方も絶対分かってくれるはず。
上図の×1年概算払いの際の仕訳はこうなりますね。
この支払額は概算払いだけです。
労働保険料は法人負担分と従業員負担分が混ざっているので、
法人負担分→前払費用ですし、
従業員負担分→立替金が正しいです。
じゃあ、毎月の給与から天引きしている雇用保険料はどう処理します?
これしかないですよね。
さらに会社負担分はこうなります。
お気づきでしょうか。。。
これ、次回の納付時期までずっと残るんです。
しかも、
この仕訳は6月1日から7月10日に行われます。
上記の未払費用、預り金は×1年4月から3月分なので、
×2年4月から6月の分の未払費用と預り金は、
最大で14ヶ月も残るんです。
(×3年の精算時に消える)
(#取り乱しました)
楽にしてほしい
こんなことやってられないという方!
細かいことは気にしないという方!
こうしちゃいましょう。
概算払いの仕訳
本人負担の仕訳
会社負担の仕訳
×2年の精算と概算払いの仕訳
ただ、会計理論的には間違っています。
費用対効果を優先しているので、
雨にも負けず、風にも負けず。
そういう者に私はなれない。