ゴルフと会計
夏に向けて、新しいダイエットを開始しました。
ブロッコリーウインナーダイエット。
その名の通り、夜ご飯をブロッコリーとウインナーをメイン(ほぼブロッコリー)
とした食事にするダイエットです。
うまくいくかはわかりませんが、とりあえずやってみて、効果を期待します。
最近は、ゴルフにドはまりして、ゴルフに行く機会が多いのですが、
やはり年齢性別を問わないスポーツって、ずーっと誰とでもできるからいいなと思っております。
フットサルやサッカーは体力勝負で20代の友達とプレーすると息が持たないですが、
ゴルフは技術で勝負するので、体力がなくても問題なくていいです。
こうして、ダイエットしようとしているのに、より消費カロリーの少ない運動へ移行していっているCOO田中です。
今回は、ドはまりしているゴルフにかかる会計ということで、何が経費に計上できるかをご紹介していきます。
経費にできるもの
① 取引先とのゴルフプレー費用
取引先とのゴルフプレー費用、いわゆる接待ゴルフの費用は会社の「交際費」として計上できるもののひとつで、
これは会社の社長だけでなく社員でも同様に経費できます。
さらにほとんどのメンバーの多くが自社の社員であったとしても、
メンバーの中に少なくとも一人以上社外の人がいれば営業活動の一環として見なされ、経費として計上できます。
プレー代はもちろん、取引先を招待した・された場合はゴルフ場までの交通費、
ゴルフ場利用税も基本的には交際費として計上することができます。
② ゴルフコンペ開催費用・景品費用
接待ゴルフのほかに自社が主催するコンペや取引先が主催するコンペなどの開催費用、
参加費用も経費として計上できます。
これも接待ゴルフと同じく、社長や社員関係なく、
最低1人以上会社の人が参加すれば「交際費」の経費として認められる場合が多いです。
さらに、コンペに関しては社内の社員だけで行う場合も、
全社員が参加できる、年中行事であるなどの要件を満たしていれば「福利厚生費」として計上できます。
ちなみにコンペはプレー代以外にも、景品やその後の食事会での出費も多いので、
そんな費用もコンペ開催・参加費用に含まれているため、経費として計上ができます。
経費にできないもの
① 個人的なラウンド費用
取引先の人とのラウンドなどではなく、自分のみや友人などプライベートで
ゴルフラウンドする場合の費用は経費として認められません。
経費とは基本的に業務に関する「営業活動」でなければなりません。
もしプライベートなメンバーでラウンドに行ったとして、
会社からそのプレー費が出る場合は経費ではなく「給与」もしくは「賞与」として見なされます。
それには所得税がかかってくるので注意が必要です。
② ゴルフレッスンや打ちっ放しの費用
プライベートなラウンドに加えて、打ちっ放しなどのゴルフ練習費用やゴルフレッスンなども
経費として計上することはできません。
これらは個人的なスキルアップにはつながりますが、
会社として営業利益がアップするだとか新規顧客の開拓など会社としての利益が見出せないためです。
もしも会社がその費用を出すとすれば、
プライベートのラウンドと同じく「給与」または「賞与」といった区分として扱われます。
③ 個人的なゴルフ用品購入費用
個人的なゴルフクラブやゴルフウェア、シューズ、そのほかのアクセサリーなどの
購入費用も経費として計上できません。
これらのゴルフグッズは「プライベート」として「個人」が使用するものです。
一方で、これらを経費として計上するために「工具器具備品」として経費を計上するやり方もありまが、
これは個人の所有物ではなく「会社」の所有物となるため、
会社に常に保管され、社員が平等に使用できるような状態にしておかなければならないなどの条件があります。
④ ゴルフ保険
ゴルフクラブの破損やラウンド中の怪我や事故など、費用をカバーするために
ゴルフ保険に加入しているという方が多くのではないでしょうか。
これも業務に関係のないものであるため、基本的には経費として計上することはできません。
会社が出すとしてもプライベートのラウンド代の時と同じく「給与」もしくは「賞与」として扱われます。
ただしゴルフ保険だけでなくよく行くゴルフ場が決まっているかつ、
そのゴルフ場の会員権を所有している場合、
年会費などは経費として計上することができます。
※しかし、入会金に関しては経費として認められないので注意が必要です。
経費とするために注意しておきたいポイント
なるべく高額な景品は選ばないことです。
コンペなどではただラウンドするだけではなく様々なゲームが用意されていたり、
それに伴って多くの景品が準備されている場合があります。
会社の経費になるからと言って、高額な景品ばかりを購入すると否認されることもあるため注意が必要です。
会社によって高額となる金額は異なるかと思うので確認すること、
またなるべく金額は抑えつつも喜ばれるアイテムを選ぶことをおすすめします。
※しっかりと記録を残しておくことが重要
ゴルフに関する費用はプライベートで行ったのか、
それとも業務として行われたのかが第三者から見て分かりづらいため経費処理の判断が難しいです。
本人は業務の一環として経費処理を行ったつもりでも、税務調査で聞かれる可能性も高いです。
そう言った場合でもしっかりと説明できるように、
常に一緒にラウンドした方の名前やその人の企業名、
そして日程などしっかりと記録に残しておくことをおすすめします。
取引先からのコンペの招待状などがあるのであれば、それらも保管しておくと良いかと思います。
楽せず、楽しくいきましょう。ゴルフに~(笑)
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