サブスクリプション

最近ボクシングの練習も慣れてきて、縄跳びが少しうまくなってきたなと思っていました。
が、しかしですね、、、
この前ボクシングジムに行ったときに、
そのジムに所属しているプロボクサーが縄跳びをしているのを見て
(ジャンプがすごく軽くて、縄もものすごく速く回して、
さらには二重跳びなんかもバシバシやっていました(私はできないです))、
やっぱりプロは違いました!!!!
プロボクサーと比較するのはどうかとは思いますが、
そのプロレベルからすると全然縄跳びうまくなってないなと現実を突きつけられたCOO田中です。
もっと頑張ります!!!
健全な経営をする方法は?とは、経営を安定化させるためにどうすればいいか?よく考えます。
その一つとして、経費を削減するよりも、毎月売上をしっかり作るというのが大事で、
そのためにはどうすればいいか。
毎月一定の売上を確保するやり方があります。
つまり、毎月定額でサービスを提供し続けられるようにしていく、今はやりのサブスクリプションです。
今回は、サブスクリプション(サブスク)についてです。
サブスクリプションとは、月額課金・定額制で契約するサービスを指します。
サブスクのメリットとデメリット
メリット
①安定して売上が伸ばせる
サブスクリプションは新規顧客を獲得できた時点で、
一度「継続課金」の契約を結んでもらったことになり、2回目以降の支払いのハードルが下がります。
「再度買ってもらう」ことと「続けてもらう」ことでは顧客の心理的な負担が大きく異なります。
サブスクリプションが継続されやすい背景には、
変化を避けて現状のままでいようとする「現状維持バイアス」という心理現象があります。
今まで利用できたものが利用できなくなる、となると損をしたように感じ、
「せっかくならもう少し続けておこう」と継続する顧客が多くなるためです。
②データを活用できる
継続してユーザーが利用することで離脱する顧客の特徴や優良顧客のデータが蓄積され、
失敗の原因や成功要因が分析できるため、適切なPDCAを回すことが可能になります。
③新規顧客を獲得しやすい
初期コストが低く消費者の利用ハードルが下がるため、新規顧客を獲得しやすい点もメリットです。
特に、香水のように使ってみないとわからないが購入するには決して安くない商品は、
より価格メリットを感じてもらえます。
デメリット
①短期的な利益につながらない
②すぐに解約されてしまうリスクがある
また、最近バズワードとなっていて、上述のデメリットはあるものの、
やはりメリットの方が大きく、何でもかんでもサブスク化しようって風潮になっていますが、
それはどうかと思いまして、サブスク化に合うもの、合わないものがあるかと思います。
Adobeのソフトウェアのサブスク化
かつて、Adobeはパッケージソフトを売り切りでしていただのですが、
サブスク化して大成功しました。
Adobeの主力製品のIllustratorやPhotoshopはデザイナーやクリエイターにとって定番のソフトウェアで、
サブスク化する前からそのソフトを使ってサービスを提供していたため、
サブスク化した後もそのソフトウェアが必須になります。
つまり、Adobeは単なる「ツール」を販売していたのではなく、
「スキルのインフラ」を販売していたので、サブスク化したからといって、
他のソフトウェアには代替できなかったのです。
MicrosoftのOfficeも同様で、
それまでの培ったソフトのスキルが蓄積されて使用する商品など
切ろうと思っても切れないもの(代替不可能なもの)はサブスクに合っているものといえるかと思います。
弊社も代替不可能なサービスを提供しています。
奇のてらったサービスを提供しているというよりも、
当たり前のことを当たり前にしているだけですが、
その当たり前(私たちの当り前)が他では当たり前にしていないので、代替不可能!
ご興味ある方は、是非お問い合わせくださいませ。
逆に、最近よく見る飲食店の月額・定額での飲み放題などは代替可能性が高いため、
(いつも同じ店だと飽きてしまいます)
サブスクには合わないかと思います。
その店の超常連さんであれば話は別ですが、、、
また、提供する側では、固定収入となるためいいサブスクではありますが、個人的にサブスクをやめてほしいもの
・ジムの会員制:たまに行きたい
・スポーツ番組の会員制:見たい番組だけ課金にしてほしい
・銀座の会員制のお寿司屋:行ってみたい
すべての顧客に合わせてサービスを提供することは、難しいのですが、
世界の前提を覆すくらいのアイデアがない限りは、
ある程度はマーケットインの思考での顧客の需要にあった方法でサービスを提供する方が、
利益につながりやすいです。
提供しているサービスと世間の需要とがマッチする販売方法について、
今後のビジネスのために、再検討するのもよいかと思います。
楽せず、楽しくいきましょう。
Comments