飲食店に係る会計シリーズ③

早速マッスルグリル『沼』の効果が出てきています。2週間で体重約3kg減。
『沼』は水分量が多いため、お腹いっぱいになります。
お腹いっぱいになって痩せられるなんて、That’s神飯。
このまま続ければ、シックスパックは夢じゃないです。(リアルに!!!!)(笑)
最近、三味線のアニメ『ましろのおと』を見ていて、
おじいちゃんが「音……おめえの音で奪え」って言っているシーンがあるのですが、
これって仕事に繋がると思ったのですが、
新人のうちは、先輩の働き方をまねしたり、言われたことをこなしたりするのですが、
それだけをしていれば何も考えなくていいので楽ではありますが、
そのままでは楽しくはないですね。
例えば、ある程度仕事をこなせるようになってきたら、自分のカラーを存分に出して、
自分流の仕事の仕方、お客さんとの接し方などを工夫していって、
その自分流でうまくいったらとても楽しいと思いませんか。
そうなるには、自分の『音』を出すためには、やはりしっかりと修業をしないといけない。
始めてすぐにプロのような演奏はもちろんできないので、
その段階まで自分を高めた(基礎を固めた)うえで、
自分の音で音を奪えるレベルに行った段階で、
自分流を突き詰めていく必要があるのかと思います。
いきなりはうまくいかないし、大変な時ももちろんありますが、
それを乗り越えて自分流の成功を手にしたときって最高!!!
とおじいちゃんのシーンから妄想を膨らませているCOOの田中です。
今回は、飲食業に係る会計シリーズ③ということで、前回までは事業計画のお話しでしたので、
今回は経営をしていくうえで重要な数字の見方、管理会計のお話をします。
管理会計において、重要な指標として、損益分岐点というものがあります。
損益分岐点、その名の通り、黒字になるのか、赤字になるのかの境目となる売上高です。
自分の事業がうまくいっているのか、どれだけの売上を上げれば、
黒字になって、継続して事業を続けていけるのかの指標になります。
損益分岐点を出すには、まず、①費用を変動費と固定費に分けます。
変動費は、売上に連動して変わる費用です。
例えば、食材やお酒など仕入高の場合、売上に応じて変動しますし、
割りばしなどの消耗品費や水道、電気についても
お客さんが滞在する時間が長ければ、売上は上がりますし、その分費用も増加してきます。
一方、固定費は、売上高に連動しない費用になります。
例えば、店舗が締まっているときにも必要になる地代家賃や
セキュリティーに係る費用などは売上とは連動しない費用になります。
次に②売上から変動費だけを引いた金額(仮に、変動利益)を売上高で割ります。
そうすると、変動利益の割合が算定できます。
③固定費の総額を出して、
④③固定費総額を②で算出した割合で割ると損益分岐点が算定できます。
例
売上高1,000
変動費600
固定費800
(売上高1,000-変動費600)÷売上高1,000=0.4
固定費800÷0.4=2,000
このように、売上高2,000で、トントンとなることが分かるため、
2,000以上売上を上げれば、黒字となることが分かります。
そうすると、次のアクションとして、売上の構造を考え、
どうすれば売上を増やしていくのかを考える必要があるのですが、
頭がパンクしてしますので、今回はここまでとさせていただきます。
数値を細分化して、分析することができれば、次なるアクションを考えることができますし、
他の事業でうまくやっている人のいいアイデアややり方があれば、
それを盗んで、自分の事業に織り込むことができるのではないでしょうか。
このブログが『おめえの音で奪う』端緒となれば、いいなー!!
楽せず、楽しく活きましょう!!!!
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