ゲーム
また新型コロナウイルスの拡大で、緊急事態宣言が出されてしまいましたね。
緊急事態宣言の下で、いかにストレスをためずに過ごしていこうかを考えているのですが、
皆様はどのようにストレスを発散されておりますでしょうか?
私は、昨年末に強い味方、Nintendo Switchを手に入れているので、
難なく緊急事態宣言の間もストレスをためずに乗り越えられるでしょう(笑)。
激繁忙期ですが、、、、COOの田中です。
任天堂のゲームは、私が子供の頃からお世話になっています。
当時は白黒のゲームボーイでした。
それが、世代を跨いで、
なお子供たち、ないし大人も楽しめるゲームを作り続けているというのは
本当に凄いです。
何が凄いって??
一番最近凄いと思ったのが、まずそもそもNintendo Switchが人気で店舗では購入できず、
ネットでプレミアのついた価格でしか手に入らないというとことです。
ハードウェアのいらないオンライン上のゲームが数多くある中、
ハードウェアのいる任天堂のゲームがなぜここまで人気があるのか、
売れるのかについて、売れるまでの導線やアプローチを考えてみたいと思います。
ターゲットがファミリー
これがポイントかと思います。
ひと昔までは、ゲームは子供の遊ぶおもちゃでした。
確かに、当時(25年くらい前)は、画質はドットでピコピコするようなおもちゃでした。
現在はそのゲームで遊んでいた世代が大人になり、
ゲームが子供のおもちゃから大人も遊べるプロダクトへとシフトしてきています。
まず、我々30代であれば、買い物に行っているときにゲームのコーナーを見て、
懐かしくて、ゲームを購入するというのはありますね。
大人になれば、子供の時に買ってもらえなかったゲームがすぐに手に入りますし。
さらに、そのゲームを家で子供と一緒にしていると、
そのうち子供もゲームにハマり、子供も好きなゲームソフトが欲しくなり、買ってもらいます。
そして、その子が小学校とか子供のコミュニティでゲームを他の子どもたちに披露し、
持っていない子は、その親に「みんな持っているから欲しい」と何回もねだるようになります。
親は、その子供の根気に負けて、購入する。すごい営業代行ですね。
これはあくまでもNintendo Switchの購入パターンの一例ですが、
ここまでスムーズにゲームを買おうとはならないです。
じゃあ買ってもらうにはどうするか?
ファミリーをターゲットとしましたが、さらにファミリーの中で、
誰にアプローチするかが次に考えるポイントです。
つまり、誰が財布からお金を出すのかを考えないといけないです。
子供、パパ、ママで、誰がお金を出すか出さないかの決裁権限が強いでしょうか?
ママですね。
本来パパと考えがちですが、パパにそこまでの決裁権限はないです。
ましてや生活必需品でもないですし、子供にも影響してくるとなる場合は、ママに99%決裁権限があります。
じゃあ、ママにどうアプローチをするかを考えると、
①ママの目に触れるようにする(雑誌やTVのCM等)、
②子供からママへのおねだり、
③パパからの提案、
④ママ友との井戸端会議が考えられますね。
ゲームが好きとか興味があるママであれば、①~③のアプローチは有効ですが、
そうでないママの場合は、あまり有効ではないですね。
たとえ購入したとしても、その後、ママの機嫌は相当悪くなりますね。
④のアプローチは、好きとか興味がないとかの話ではなく、
ママ友のほとんどがそのゲームを話題に井戸端会議が開催されていると、
またそのゲームをママ友の子供も一緒にしているとなると、もうお手上げですね、話についていけない。
そのゲームはどんなものか調べて、購入を検討せざるを得ない状態です。
また、④のアプローチで重要なポイントが、井戸端会議のメインの話題にしてもらうために、
ママに実際にゲームをプレイしてもらう必要があります。子供だけがプレイしていると、
「うちの子も●●のゲームしてるのよ~♪」くらいの話にしかなりません。
実際にゲームをプレイしてもらうためには、どうすればいいか?
ママがゲームをプレイしないといけないコンテンツをゲームに入れることですね。
プレイしないといけないコンテンツ??ママしかできない!!!!子供とパパができない!
子供とパパができない時間帯です!主婦であればできる!
そうすると、ゲームを実際の時間に合わせて、平日の日中にしか発生しないイベントを入れると、
ママは半強制的にプレイすることになります。(子供もプレイしていると子供からのお願いがある)
そして、周りのママ友も同じような状況であれば、必然的に井戸端会議の話のネタになります。
皆様もなんとなくわかってきましたでしょうか?
このアプローチを具現化しているゲームソフト。
そう!「あつまれ どうぶつの森」です。
任天堂って、凄すぎますね!!!(;´・ω・)
ちなみに、このブログを書いても任天堂からは1円も入ってこないので、
宣伝ではなく、完全にアプローチの分析のお話しでした。
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