簿記2級
- 田中 成和
- 11月28日
- 読了時間: 4分

1か月くらい前から少しダイエットをしようと思って、オートミールダイエットを始めているのですが、
効果ありますね!
3kgくらい減量できました。
まあ、104kg→101kgなので、3%弱しか減っていないのですが。。。
COOの田中です。年内には、もう2~3kgくらい落として、2桁にしたいと思っております。
今回は、弊社のスタッフで、誰とは言わないですが、しれっと試験の予定を消した日商簿記についてです。
求人の広告で、会計事務所や会社の経理スタッフは、
日商簿記2級が必須条件になっているところも多くあり、
持っているだけで、ある程度の会計スキルがあることが証明できます。
ゴルフでいうと、スコアを100切ったくらいのイメージです。
■ 日商簿記2級とは?
簿記2級は、日本商工会議所が実施する簿記検定の中級レベルにあたります。
簿記3級が「お店の会計」レベルの基礎的な内容であるのに対し、
2級では企業経営に欠かせない実務的な会計処理や原価計算を扱います。
学ぶ範囲は大きく2つ。
● 商業簿記
売掛金・買掛金・固定資産・有価証券、本支店会計、連結の基礎、会計基準の考え方など、
企業が日常的に行う会計の仕組みが中心です。
経理担当者が日々行う仕訳や決算整理の流れを理解することで、
「企業がどのように利益を生み、資金を管理しているのか」が明確になります。
● 工業簿記
製造業の利益を構成する「原価計算」を扱います。
材料費・労務費・製造間接費といった内容を学ぶことで、
製品1つにどれだけコストがかかっているかを把握できます。
企業の利益改善や原価削減の基礎にもつながるため、製造業以外のビジネスパーソンにも役立つ考え方です。
簿記2級は「専門的だけど実務に直結する」絶妙な難易度であり、未経験でも努力すれば誰でも合格を狙えます。
■ どんな人に求められる資格?
簿記2級は、以下のような方々から特に支持されています。
経理・財務職に転職したい人
管理部門へのキャリアチェンジを考えている社会人
営業や企画職で数字を扱う機会が多い人
自分のお店や会社を経営している人
副業で経理サポートをしたい人
学生で就活のアピール材料が欲しい人
会計知識はすべてのビジネスの土台になるため、業種・職種を問わず幅広く役立つのが強みです。
■ 簿記2級を取得するメリット①:転職で圧倒的に有利
経理職の求人を見ると、ほぼ必ず「簿記2級以上が望ましい」と記載されています。
未経験で経理に挑戦する場合でも、簿記2級を持っているかどうかでスクリーニングされることが多く、
書類選考の通過率が大きく変わります。
さらに近年は企業の管理部門が強化されており、
内部統制や財務管理の強化を目的に「数字が読める人材」は強く求められています。
■ メリット②:会社の数字が読めるようになる
「利益は出ているのにお金が足りない」「売上が増えてもキャッシュが減る」
こうしたビジネス特有の現象も、簿記を学ぶと仕組みが理解できるようになります。
簿記2級では、損益計算書だけでなく、貸借対照表やキャッシュフローの背景まで体系的に理解するため、
営業・管理職・経営者など幅広いポジションで意思決定の質が大きく向上します。
■ メリット③:昇進・昇給、社内評価アップにつながる
簿記2級は会社からの信頼が高いため、管理職候補や経理への異動条件、
資格手当の対象として扱われることも多く、キャリアの幅が広がります。
特に中小企業では「数字が理解できる=仕事を任せられる人材」という評価につながりやすいのが特徴です。
■ メリット④:副業・独立の武器になる
最近はオンラインでの記帳代行や経理サポートの仕事が増えており、簿記2級があれば十分に実務をこなせます。
副業として月3万〜10万円を目指せるケースもあり、フリーランスとしての入り口にもなります。
■ メリット⑤:学習習慣と論理的思考が身につく
簿記2級の学習を通じて、
毎日の勉強習慣
論理的に考える力
問題解決力
計算力
が鍛えられます。
これは一生使えるスキルであり、他の資格試験やビジネススキル向上にも大きく影響します。
■ 最後に:簿記2級は“キャリアの万能パスポート”
会計の知識はあらゆる仕事の基礎となり、転職・昇進・副業・経営のすべてに活かせます。
学び直しブームの今こそ、簿記2級は最も費用対効果の高い資格の一つです。
「数字に強い人が重宝される時代」において、
簿記2級はあなたのキャリアを大きく広げる確かな武器になります。
ぜひこの機会に挑戦してみてください。
楽せず、楽しくいきましょう~





















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