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摩訶不思議な経営



昨日、私が通っているボクシングジムのプロボクサーが試合に勝って、日本タイトル挑戦権を獲得しました。



次回の日本タイトルマッチ勝ってほしいです。



 

最近急に寒くなってきて、あっという間に繁忙期に差し掛かろうとしているのですが、



わりと最近ダイエットがうまくいっていて、



久しぶりに会う人には「痩せた?」とか「痩せたよね~」とか言われるようになってきました。



テンション上がりますね!!!!!



やはり、一人飲みをやめると効果絶大です。COOの田中です。



 

ところで、今まで生きてきた中で、お金を払ってサービスを受けたときに、



すべてそのサービスが自分の求めていたものの100%であったか?といわれると、全くそんなことないですね。



むしろ今まで100%のサービスなんてあったのか?って、思います。



そうすると、皆様も100%の満足するサービスの提供を受けていないのでは?と疑問になるのですが。



 

また、逆に仕事においては、100%のものを求められている感ってすごくないですか?



あれ嫌ですよね。



まあ、ストレスの話は、今回はしないですが、これがものすごいストレスになりますよね。汗



 


みんな、この「100%のものを求められている感」に追われているが、100%のクオリティに近づけるが、



サービスを受けているお客さんは100%のサービスの提供を受けたことがない、限りなく少ない。



つまり、提供する側と提供される側のサービスの満足のパラメーターが異なっており、



それをマッチすることはできない。



もちろん、1対1であれば、近づけることはできるが、お客様全員と近づけることはできない。



となると、サービスを提供する側としては、別に100%のサービスを提供しなくても、



お金を稼ぐことができるということです。




会社の業績を上げることとサービスのクオリティを高くすることはまったくとまでは言わないですが、別物です。




今回は、摩訶不思議な経営についてです。



 


周りから見て提供しているサービスが微妙だったとしても、サービスを受けているお客様は満足している。



例えば、満足していなくても、その人にとって欠かせないサービスであったり、



ほかに代替できない、満足しなくても、その値段やったらまあいいかって思っているなど様々です。



お客様の「まあ、そんなもんでしょ。」感です。



税理士で引継ぎの際に過去の会計処理がめちゃくちゃになっていたり、



会計処理が全然足りていないことが結構ありますが(ほぼ100%かもしれません)、



その前任の税理士は自分よりも高い報酬を受け取っているケースが多いです。



低いサービスレベルでも、高収入を得るっておかしいですが、往々にしてこのようなことは起こりうるわけです。



なぜ、このような現象が起きるかというと、



税理士の報酬の場合は、金額が高いという認識が強く、



「まあ、そんなもんでしょ。」と思っている方が多いからだと思います。



ほかにも、携帯のプロバイダーについても、S社は月額10,000円を超えますが、R社は月額3,500円ほどで、



S社を契約している人は、見直しをしない限り、携帯代は月額10,000円を超えるものと思っていて、



疑問にも思わず、使い続けています。「まあ、そんなもんでしょ。」と(笑)



病院に行った時も、金額交渉などなく、言い値ですし、



お葬式もテンパっていて相見積もりしている暇がなく、決まってしまうと。「まあ、そんなもんでしょ。」と(笑)



 

何が言いたいのかといいますと、もちろんサービスレベルがかなり低いのであれば、



サービスの向上はした方がいいのですが、



何に満足するかわからないこのご時世で自己満足のサービス向上に力を入れるよりも、



どこがお金を稼げるポイントか?



どうすればお金を支払ってもらえるか?



を考えつつ、お客様の「まあ、そんなもんでしょ。」と思ってもらえるようにする。



経営って摩訶不思議ですね。楽せず、楽しくいきましょう~





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