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公認会計士のお仕事

おはようございます。

先日7月29日は、公認会計士協会主催の小学生を対象としたサマースクールが開催されました。

写真は講師陣です。

趣旨は小学生に、公認会計士の仕事ってどんなものなのかを体験してもらおうといったものでした。

千葉テレビさんと、千葉日報さんが取材に来ていましたよ。

さて、皆様もそうだとは思いますが、「監査」って聞いてもピンときませんよね?

「監査」をざくっと言えば、企業が公開する財務諸表は適正ですよ~と保証する仕事です。

うん。よく分かりませんね。

昨日は小学生が相手でしたので、こんな説明をしました。

 

「株主」=「お母さん」

「企業」=「君」

「財務諸表」=「お小遣い帳」

私「お母さんから、お小遣いをもらったからお小遣い帳をつけなくちゃいけないんだ。」

小学生「えーめんどくさい。」

私「だね。しかも、お小遣い帳を書いたらお母さんに見せなきゃいけない。」

小学生「見てどうするの?」

私「お母さんはお小遣い帳を見て、残ったお金は返しなさいって言ってるよ。」

小学生「返したくなーい」

私「だよねー。先生もそう思う。じゃあどうする?」

小学生「お小遣い帳に買ってないものを書いて、お小遣いを全部使ったことにする!」

私「悪い子だな~。でも、先生もそうしちゃうかもね。」

小学生「でしょ~」

私「ただ、よく考えてほしいんだけど、お小遣い帳に嘘を書くかもしれないと思ったら、嘘を書いて全部使ったーって言っても、お母さんは信用してくれるかな?」

小学生「お母さんは、お金の計算に弱いからばれないよ!」

私「(笑)。そういうことではなく。」

私「君が自分で作ったお小遣い帳だと、嘘を書いているかもしれない、っていう不安をなくしてあげるために、先生たちがいるんだよ。」

小学生「ん?どういうこと?」

私「つまり、君が作ったお小遣い帳を公認会計士がチェックして、このお小遣い帳は大丈夫ですよ~ってお母さんに教えてあげるんだよ。これを監査っていうんだ。」

小学生「えー。そんなことするの?ばれちゃうじゃん。」

私「君からしたら嫌だよね。でも、お小遣いをくれているお母さんからしたら安心でしょ。」

小学生「そうかもねー」

私「でしょ。それで、お母さんが安心してくれれば、また来月もお小遣いをもらえるじゃん。」

小学生「だったらいいか~」

私「お母さんと君との信頼関係を守るお仕事ってことなんだ。」

小学生「かっこいい仕事だね!僕も将来公認会計士になるよ!」

 

・・・物語はフィクションです。

楽しい日曜日をお過ごしください。

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