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数字を「読む」ということ


「パパ、おなかに赤ちゃんいるの?」と娘に指摘され、

改めてダイエットを決意しました。

夏までには、腹筋が割れていることでしょう。

(#腹筋にしばらく会ってない)

最近のお気に入りはドラゴンハイボールなので、糖質制限ばっちりですよね。

こんばんは。公認会計士・税理士の金子です。

 

さて、本日は数字を「読む」ことの大切さについてです。


日常生活でよく見る数字

よくこんな数字を目にしませんか?

・最大10,000ポイント還元!!

・決算セール50%オフ!!

・満足度98%!

僕はこのような数字を見るたびに、職業病が発動します。

 

・最大10,000ポイント還元!!

  →最大って何?どうせ、いろいろなオプションで課金させるんでしょ。

   しかもだいたい期限付きだし。

   使わないオプション料考えたら全然お得にならないよね。

・決算セール50%オフ!!

  →決算時に在庫余ってる時点で販売予測ができてない商品だよね。

   欲しいものはだいたいセール対象外。

   セール対象品自体は売れても売れなくてもよくて、

   ただの集客用の謳い文句だろうな。


・満足度98%!

  →誰に、どんな方法でアンケート取ったの?

   その母集団の数は?

   そもそも不満足の人はアンケートにすら答えないでしょ。


「数字は嘘をつかない」という妄信


1+1=2


これは誰がやっても同じですね。

算数の結果は誰がやっても同じです。


ですが、上記の98%は、

100人に聞いて98人がYESでも(2人不満足)、

1,000人に聞いて980人でも(20人不満足)、

結果は一緒で98%です。


さらに、アンケートの母集団の属性は考慮されません。

例えば、化粧品を10,000個売って、そのうちのリピーター100人にだけアンケートをとっても、構わないわけです。

(リピートしているんだから満足してる可能性が高いですよね)


どちらの場合も、算数的な結果は同じです。

でも、意味合いが全く違いますよね。

数字は分かりやすいですが、

その裏には数字を作った人の明確な意図があります。

数字を読むということ

上記の例でいえば、


この商品を何としても売りたい!

じゃあ、満足度98%というキャッチコピーにしよう!!

満足度98%になるためのアンケートの方法を考えよう!

テストした人にその場でアンケートを回答してもらおう。

とかかもしれません。


このキャッチコピー自体や、

キャッチコピーの作り方を批判しているのではなくて、

その数字を受け取る僕たちが、

ちゃんとその裏の意図を読み取ろうというお話です。

 

情報が溢れかえっている現代。



昔はニュースと新聞が情報元だったけれど、

今はありとあらゆる方法で情報を得ることができます。

しっかりと数字を読むことを意識するだけで、

世の中に溢れる情報を正確に受け取れるようになるのではないでしょうか。

当然、皆様の会社、事業でも同じです。

しっかりと数字を読むことで、見えてくるものがあります。

ご自身の会社、事業の数字、きちんと読んでいますか?

読み方が分からない、という方!

会計、税務のプロ(#自分で言っちゃう)

過去の数字を一緒に読んでみませんか?

初回相談は無料です。

お問い合わせはこちらから→問い合わせページを開く


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