事業の言語化
先日(父の日)は那須川天心VS武尊の試合でしたね。
皆さん、観ましたか?
おもしろかったですね!!
どうも、公認会計士・税理士・印紙税管理士・お肉博士の金子です。
内容も衝撃的でしたが、
放送の仕方が特徴的でしたね。
今までは格闘技と言えば、
どこの民放テレビがやるのか、という問題だったのですが、
今回は民放テレビでは放映せずに、
PPVによる放送でした。
PPVの数はなんと、50万件だそうです。
5500円ぐらいなので、
27.5億円!!!
それプラス東京ドーム満員ですね。
チケット代は、
VVIP1列席:3,000,000円<特典付>
VVIP2列席:2,000,000円<特典付>
VVIP3列席:
1,000,000円<特典付>
VIP席:300,000円<特典付>
SRS席:100,000円
RS席:50,000円
SS席:30,000円
S席:25,000円
A席:15,000円
となっていますが、チケット代は20億だったらしいです。
1日で50億円弱の売上だったんですね。
誰ですかね?景気悪いって言ってる人たち。
キラーコンテンツさえあれば、
まだまだお金使う資力はあるってことですね。
ここで注目すべきなのは、
PPVが50万件、という数字です。
今までは民放テレビでほぼ無料で観れたものに対して、
わざわざ課金してでも観る、ということが普通の時代になってきました。
前置きが長くなりましたが、
本日は、最近ぼんやりと考えていることを、
書いていきたいと思っています。
無料だったものが、有料になっていく。
逆に有料だったものが、無料になっていく。
こういうパラダイムシフトが今はあちこちで見られます。
数年前まで当たり前だったことが、当たり前じゃなくなるんですね。
こういう時代のマーケテイングで一番重要なことは、
柔軟性だっていう人がいます。
確かに必要ですが、その柔軟性がどこから生まれるか知っていますか?
それは、自分の仕事の収益の源泉を言語化(もしくは定義づけ)できているか、です。
分かりやすく言えば、
「なんでお客様がうちを選んだのか」
です。
これを過不足なくしっかりと言語化している経営者さんは、
めちゃくちゃ強いです。
自分の収益の源泉を言語化して認識しているので、
後は、その売り方を時代に合わせて変えるだけです。
私たちの業界で言うと、
会計ソフトが発達する前の時代は、
記帳代行だけで高い報酬が取れていました。
今の時代は、AIや口座連携等で、
簿記の知識がなくてもある程度の自計化が可能です。
その中で記帳代行に関する報酬はもう価格競争になっています。
今後は申告書作成まで自動化されていくと思います。
要は手続代行に付加価値がなくなってきます。
そうなったときに、何が付加価値になるのか。
どこで報酬を取っていけるのか。
どの業種でもそういった自問自答を繰り返すことで、
「なんでお客様がうちを選んだのか」の回答が見えてきます。
一度、じっくり考えてみることをお勧めします。
楽せず楽しく生きましょう。
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