高価格と高価値はイコールじゃない
- 金子 洋樹
- 2021年5月11日
- 読了時間: 3分
先日クレープパーティーをした際のことです。

クレープパーティーとは、クレープでなんでも巻いて食べてみる会のことね。
色々なものを包んでみたんです。
定番のツナ、ウインナー、牛肉甘辛煮、生ハム、トマト、レタス、チーズ。
もちろん、チョコバナナとかアイスとかもやりました。
変わり種でいえば、グリーンカレーとか。
しばらくして気付きました。
クレープ、邪魔!!!
定番以外はほとんどクレープなしの方がおいしい。
やっぱり、クレープのお店で売っているものが、おいしいんです。
先人の知恵は偉大なり!!
手巻き寿司パーティーの時は何を包んでも美味しいので、
海苔の包容力の高さに脱帽しました。
どうも、HR56、公認会計士・税理士・印紙税管理士・お肉博士の金子です。
本日のテーマは、高価なものって本当に高価値なの?です。
先日、IKEAで買いものをしていると、
キャビア風の食べ物が。
ランプフィッシュキャビアってご存知ですか?
1瓶50gで450円です。
あ、食べる前にランプフィッシュは検索しない方がいいです。
個人的に食欲減退効果のあるご尊顔です。
私は、恥ずかしながら初めて知りました。
ラベルには堂々と「キャビア代用品」の文字が!
着色料とかも使ってはいるようです。
さて、実食。
一粒一粒が割とプチプチしていて、
ちょっとしょっぱい。
確か、キャビアはもっとネットリしていた記憶が。。。
食べ比べたら分かるかもしれないですが、
満足度は割と高いです。
だって、50gで450円ですもん。
キャビアは50gで1万円超えたりしますよね。
ここで思ったんです。
20倍の味の差があるのかって。
食べ物でいうと、
価値=美味しさ
ですよね。
断言します。
ランプフィッシュキャビアと、キャビアに
20倍の味の差はないです!
20倍の差がある!と言えるのはGACKTだけでしょう。
話は逸れますが、物々交換の時代を経て、貨幣制度が導入されたことで、
人は裕福の尺度を持つようになりました。

お金をいくら持っているのか、という裕福度の比較をする物差しを得たわけです。
したがって、高価なものを買えるということは、
他人と比較して裕福であることの象徴だったわけですね。
しかし!!!
モノが溢れる今の時代。
先輩たちが築き上げた技術の恩恵を受けている今の時代。
高価格なものは単に『希少』という価値しか持ち得ていないと思っています。
だって、50gで1万円するキャビアと、
100gで130円の砂肝の美味しさって変わらないでしょ。
いや、砂肝の方が美味しい。
高価格=高価値
ではなくて、
高価格=希少
なんです。
世の中は、
低価格で高価値のもので溢れています。
お金はもちろん大事ですが、
高価値のものをたくさん見つけられる人生の方が絶対いい。
幸せはあくまで自分で見つけるものです。
他人との裕福度の比較なんてやめて、
自分なりの高価値なモノ、体験を集めていきましょう。
幸せのハードルなんて低い方がいいです。
楽せず楽しく生きましょう。
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