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異次元の少子化対策はどこまで異次元なのか

  • 執筆者の写真: 金子 洋樹
    金子 洋樹
  • 2023年4月12日
  • 読了時間: 4分

だいぶ春らしい気候になってきましたね。

今日は半袖Tシャツを着ながら仕事しています。


ただ暖かくなるのが早すぎて繁忙期が終わる前に、

桜が全部散ってしまい、

行きつけのすし屋で花見弁当を作ってもらう計画が、

達成できなかったのが心残りです。


来年は繁忙期でもまず日程を確保して花見をすることにします。


どうも、公認会計士・税理士・印紙税管理士・お肉博士の金子です。



さて、本日は話題の『異次元の少子化対策』についてです。

ニュースでもチラホラやっていますが、

児童手当を拡充します。とかいうあれです。


全然、税務とか会計は関係ないですが、

せっかくなので調べたことを報告します。


まずはこども家庭庁という行政機関をご存じでしょうか。

今年の4月に発足したんですね。

恥ずかしながら私はさっき知りました。



一応ここが頑張ってこどものことを一生懸命考えてくれることになりました。

そこで頑張っているのが今回の異次元の少子化対策なんですね。


児童手当の拡充はその施策の中の一環なんです。

ニュースでは児童手当しかやりませんが、

もっといろいろ考えてくれています。


なので、まずはその辺から始めましょう。


異次元の少子化対策の柱

異次元っていうのは今までと次元が違うことをいいますね。

ストリートファイターがジャンプと前後しか移動できなかったのに、

奥行きができたみたいな話です。

波動拳をジャンプじゃなくて奥に動いてかわせるという、

異次元のお話ですね。


したがって、少子化対策もそんな異次元のお話らしいです。

見ていきましょう。


1.制度の大幅な拡充

ここがニュースになっていますね。

児童手当で言うと、所得制限をなくす、現状中学生までなのを高校生までにする、

シンプルに額を増やすというお話です。

現時点では、一人当たり10,000円、第三子以降が15,000円ですが、

これを二人目が30,000円、第三子以降は60,000円にするってやつです。

額は今のところ未定ですが、おそらくこのままやりそうな気配です。

これは異次元ですね。

うちは三人兄弟なので是非とも進めてもらいたいです。


後は、男女で育休を取得した場合、一定期間育休の給付を100%にする案とかがあります。

これは全然異次元じゃないですね。

育休取得を阻んでいるのはお金の問題よりも職場の問題です。

育休取得率とかで企業側に何かしらのメリットを与える方が、

よっぽど効くと思いますけどね。


2.課題解決

全然異次元じゃないですが、保育士の給料をあげましょう、みたいなお話です。

課題を解決するのは当たり前で異次元じゃないので省略です。

(もちろん重要な論点ですが、今回の趣旨からすると省略です)


3.発想を変える

大人がこれを柱にするのがビックリです。

共働き、共育ての推進とかが目玉です。

ここについては色々言いたいことはありますが、

飲んだ時に話します。

#長くなるよ


4.新しい取り組みに着手

伴走型相談支援の制度化、出産費用の保険適用を含めた在り方の検討、

給食費無償化に向けた課題の整理、授業料後払い制度の創設、、、

が例に出てますが、異次元ですかね。

よく分かりませんが、着手、だから検討でもいいのか。

まぁここは時間かかりそうです。


5.「こどもまんなか」を実現

もう意味が分かりません。

夏ごろをめどに「国民運動」をスタートするらしいです。

この国民運動は、「こどもの未来応援国民運動」のことらしく、

①こどもの未来応援基金

②企業とNPOのマッチング

③広報

という活動をするみたいです。


寄附ですよ。メインは。

その広報を多分広告代理店にお金払ってやるんでしょうね。

シンプルに寄附金全額を損金算入(上限なし)にしてくれればいいんじゃないですかね。

寄附金受け入れ先への定期監査があって、

適切に使用している先であれば、証明書を交付して、

そこに対しては全額損金算入にしましょう。個人でも法人でも。

それが一番寄附あつまるから、広告代理店やめてほしいっす。


結局異次元だったのか?

他にも細かい施策はありますが、

異次元度合いはストリートファイターに負けてそう。


財源のことであーだこーだ言われていますが、

財源はお金もっている個人、企業にお願いしましょ。

国はとにかく支出を減らすことに専念。

個人、企業は寄附したら税金なし。

その使途もちゃんと監査されている。


これが一番効くって。

こんな話しながらお酒飲みたいっす。


楽せず楽しく生きましょう。

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