インボイスの復習最終編
まだまだ昼間は暑いですが、朝晩は秋らしさが出てきましたね。
秋といえば「○○の秋」ですが、
私はもちろん「食欲の秋」です。
この時期になると美味しいものがたくさんです。
特に炊き立ての新米といくら(筋子からほぐしたやつ)は、
もう止まりません。
せっかくダイエットした体もどんどん増量しちゃう。。
2日連続で中本とか行っちゃったし。
12月に健康診断があるので、そこまでにもう1回体重戻します。
どうも、公認会計士・税理士・印紙税管理士・お肉博士の金子です。
今回はインボイス制度の復習最終編です。

もう目前に迫ったインボイス制度ですが、
制度開始前後に気を付けた方がいいポイントを解説します。
10月1日から登録したいけど、いつまでに登録すればいい?
まだ登録していないけど、10月1日から登録したい、という方もいるかと思います。
そんな方へ朗報です。
9月30日までに登録申請すれば10月1日から登録できます。
具体的には、
e-taxで申請→9月30日23:59:59
郵送提出→9月30日消印有効
窓口提出→9月30日の閉庁時間(17:00)
です。
なお、30日は土曜日なのですが、
この期限は10月2日(月)にはならないのでご注意を。
いつからインボイスを交付すればいいの?
10月1日の取引からです。
9月30日までの取引について10月に請求を行う場合は、
インボイスを交付する必要はないです。
よくあるパターンですよね。月末締めで翌月請求とかです。
ちなみに家賃とかでよくありますが、
前家賃の場合、9月に10月分の家賃を請求しますよね。
この場合はインボイスが必要です。
請求書がインボイスになっていない場合には、
登録番号等を合わせて通知してあげてください。
ギリギリで申請したから登録通知書が届かずインボイス番号が分からない!!
この場合の対応は下記のどちらかで対応です。
① とりあえずはインボイスじゃない請求書を送って、後からインボイスを交付する。
② 登録番号を書類やメール等で後からお知らせする。
インボイスを再交付するか、インボイス番号を通知する形になります。
どちらにせよ、相手先が困惑しないようにあらかじめその旨伝えておきましょう。
インボイス番号が正しいか毎回確認する必要があるのか?
基本的にはインボイスを受け取った側で
そのインボイス番号が適正か確認する必要があります。
だけども、ただでさえ会計処理等大変なのにいちいち確認してられないですよね。
ですので、全部が全部確認しなくても大丈夫です。
その取引先の規模や関係性を考慮して各人で確認する頻度を決めてOKです。
例えば、新しい取引先であれば、その都度確認する。
継続的な取引先であれば、1回確認したら基本的には再度の確認はしない。等です。
なお、年単位で登録しているか否かは変わるので、
最低でも年間1回は確認した方がいいとは思います。
(でも規模の大きい会社は別にしなくていいです)
ついに始まりますね。インボイス。
意外に対応すべき事項は多くありません。
大変なのはそれを日々処理する、経理担当者、そして我々会計事務所ですね。
一緒に頑張りましょう。
楽せず楽しく生きましょう!!
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