数字っておもしろい
暖かくなってきましたね。
私たちの業界は寒い時期が忙しくて、
暖かい時期は暇になる季節労働者的性質があるので、
暖かくなってくると自然とテンションが上がります。
最近は、サンドランドというゲームをやっています。
皆さんご存知ですか?
あの鳥山明先生がキャラデザインしたアニメで有名ですよね。
なかなか作りこまれていて探索ばっかりで全然ストーリー進まないです。
鳥山明先生の作品は童心をくすぐられるというか、
ウキウキしますよね。
どうも、公認会計士・税理士・印紙税管理士・お肉博士の金子です。
さて本日は数字っておもしろい!というお話です。
早速ですが質問です。
1%の確率で不良品を作ってしまう機械があります。
この機械で100回製品を作った場合に、
少なくとも1回は不良品を作ってしまう確率は何%でしょうか。
1%じゃないですよ。
正解は約63.4%の確率で少なくとも1回は不良品を作ってしまうんです。
解説します。
1%の確率で不良品を作ってしまうということは、
99%は成功しますよね。
問いは、少なくとも1回不良品を作ってしまう確率ですから、
100回連続で不良品が作られない確率を計算して、
その逆数が解答になります。
1回目が成功する確率は99%です。
2回連続で成功する確率は99%×99%で、98.01%です。
これが100回ですので99%の100乗→約36.6%となります。
この逆数が解答ですので、約63.4%となるわけです。
1%の確率ってほとんどあり得ないじゃん、って印象を受けるのですが、
100回試行した場合には63.4%も起こりうるって考えると、
不思議な感覚になりませんか?
お次はよくある数字当てゲームです。
①2から9の数字を思い浮かべてください。
②その数に9をかけてください。
③出てきた数字の一の位と十の位を足してください。
23なら5、59なら14ですね。
以上です。
みなさん計算できましたか?
当てましょう。
答えは9ですね。
当たってますよね?
解説します。
冷静に考えれば当たり前ですが、
2から9の数字に9をかけるとその数は、
全て9の倍数となります。
18、27、36、45、54、63、72、81ですね。
全ての数字が一の位と十の位を足すと9になるので、
上記①~③をやると必ず9になるんです。
ネタを聞けばなぁんだ、って思うかもですが、
これをリアルでやるとちょっとびっくりしますよね。
最後にもう一つ。
ある地域にて疫病が流行しました。このままではそこの住民1000人が被害にあいます。
さて、あなたならどちらの選択肢を取りますか?
A 600人は確実に助かる方法
B 60%の確率で全員が助かるが40%の確率で全員が被害にあう方法
どちらを選んだでしょうか。
ちょっと見せ方を変えます。
A 400人が被害にあう方法
B 60%の確率で全員が助かるが40%の確率で全員が被害にあう方法
Aの選択肢の表現を変えていますが、
聞いていることはまったく同じです。
2問目の選択肢でAを選んだ方は少ないのではないでしょうか。
同じことを言っていてもその装飾後で印象が変わります。
数字っておもしろい!ですね。
楽せず楽しく生きましょう。
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