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飲食店に係る会計シリーズ①



大量のコロナワクチン摂取が始まって、これからコロナ禍の生活から解放されて、




またコロナが広まる前の生活に早く戻ってほしいと期待している毎日です。




以前のようにマスクもせず、気兼ねなく、お酒を飲みにいくことを




とても楽しみにしているCOOの田中です。




 



柏での生活も慣れてきて、これから柏の飲食業界隈を盛り上げ、全国・全世界に発信し、





是非みんなに柏に来てもらいたいと思い、その一助となれなばいいなと思いまして、





飲食業の会計などをシリーズでアップしていきたいと思います。






 




今回は主に飲食業の開業前のお話です。





会計的な目線で、まずは事業計画が重要かと思います。





というのも、自分のしたい飲食店を経営していくためには、





もちろん料理が美味しいとかコンセプトが面白いやお店の雰囲気がすごくいいなど、





いろいろな要素はありますが、すべてそれらを支えるお金があって成り立つ話かと思います。





また、事業計画は自分のイメージを実現していくツールや目指すべき目標・指標にもなりますし、





お金を融資してもらったり、補助金や助成金の申請にも必要になってくるので、





事業を行う上でとても重要なものです。




 



じゃあこの事業計画ってなんぞや?ってなりますよね。





簡単に言うと、これからその事業でどれくらいお金がかかって、どれくらいお金を稼げるかを考えて、





それを数値化したものです。





かかる費用としては、例えば下のようなものがあり、





ざっくりと投資に係る費用と運転に係る費用に分けることができます。




 


投資費用




・店舗の敷地、保証金


家賃の半年分以上を一括で支払わないといけないため、かなり重たいです。





・内装にかかる費用


こちらも、そのお店の雰囲気を作るため、こだわりたいですが、


こだわればこだわるほど、その費用は重くなっていくため、考えないといけないです。




 


運転費用




・仕入


飲食店において、食材選びがとても大切で、安ければいいというものではありません。


いくら雰囲気が良くても不味いと行きたくなくなりますよね。




・家賃


立地も重要になってきます。駅前のいいところだともちろん高くなってしまいますが、


離れすぎるとお客さんに来てもらえなくなる可能性は大きくなります。




・備品


調理器具を揃えたり、おしぼりや割り箸など意外と細々したものがかさんでくる。


最初は投資費用になるものも多いです。




・公告費用


InstagramやTwitterを用いればタダで広告を打てますが、FACEBOOKで広告を表示したり、


食べログやぐるなびに掲載するとなると掲載費がかかってくるので、


どれだけ使うかはその費用対効果を考えないといけないです。


・支払手数料


お客さんがクレジットカードを使用できるようにしたり、税務顧問を雇うために必要な費用となってきます。


・水道光熱費


など




 



一方で、売上については、客単価、客数、時間、回転数を考えて、




原価や経費に対してどれだけ売上を計上すればうまく回していけるかを考えないといけないです。




さらに、キャッシュをいかに回していくのかも重要になってきます。




支払先に対して、その支払いを滞らせてしまえば、とりひきをしてもらえなくなったり、




借入先に対して、返済ができなければ黒字の倒産もあり得ます。




 


最後に厳しい話にはなりますが、金融機関からお金を借りれないほどの事業計画であれば、




その計画は頓挫している可能性が高いです。




なぜなら金融機関はそのビジネスが成功せず、




返済計画通りにお金が返せないと思って貸さないわけですから、




金融機関から融資を受けれないような事業計画であれば開業はしない方がいいです。





楽せず、楽しくいきましょう!!


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