税務調査は怖くない

子供の夏休みの宿題で枕草子の暗記、ってのがありまして、

一緒に暗記しています。


皆さん覚えていますか?


「春はあけぼの~」ってやつですね。

春はなんとなく覚えているけど、

夏、秋、冬って覚えていますか?


私は秋まで覚えましたよ!

季節ごとの風景を想像しながら、

なんとか冬まで一緒に暗記します。

#春はあけぼの

#夏は夜

#秋は夕暮れ

#冬はつとめて


どうも、MR38、公認会計士・税理士・印紙税管理士・お肉博士の金子です。


 

タイトルから想像できるかとは思いますが、

本日は税務調査のお話です。


税務調査って聞くと、なんとなく怖いイメージありますよね。

でも今日はそんなに怖いものじゃないよって言うお話です。


税務調査の大まかな流れ

まずはこの表をご覧ください。



簡単に解説していきますね。


(1)事前通知

税務署から納税者に対して日程調整や調査の内容の連絡があります。


(2)身分証の提示

調査官が本物ですよ~って身分証を提示します。


(3)質問と回答、資料の提示

調査官は質問検査権を持っているので、

質問や資料の提出を依頼してきます。

それに回答、対応します。


(4)帳簿書類の預りと返還

必要に応じて、資料を持って帰ることもあります。

ちゃんと返してくれます。


(5)取引先等調査

反面調査とか言います。

必要に応じて、取引先とかに質問もします。

注意事項として、どの取引先に何を聞くかとかは教えてくれないです。

取引先だけでなく関係者には質問検査することがありえます。


ここまでやったら、次は調査官のターンです。

申告の内容等に誤りがある、もしくは誤りがありそう、

と判断した場合には、(6)に進みますが、もう一回貼りますね。





(6)調査結果の説明や修正申告等の勧奨

調査の結果、調査官が誤りがある等の判断をした場合には、

修正申告等をしましょう、と勧めてきます。

この時点で「はい、分かりました」という税理士がいたら、

その人との付き合いは考えた方がいいです。

納得行くまで根拠を聞いて、説得しましょう。

この交渉が税理士の見せ場ですね。


ちなみに修正申告を勧める理由は、簡単です。

調査官は、次の(7)をしたくないからです。


修正申告は「申告内容が間違ってました」と自ら認める手続きです。

したがって、修正申告の撤回はできませんし、

調査官の指摘に合意した、と捉えられるので、

金額にもよりますが、結構な割合で「仮装隠ぺい」ということで、

重加算税が課されます。(著者体感です)


修正申告をする、といっても、この重加算税が課されない、

というところまでは交渉したいものです。

(本当に仮装隠ぺいしているケースは論外)


(7)更正又は決定

修正申告等の勧奨に応じない場合には、税務署等が更正又は決定の処分を行います。

要は、「間違っているから税金払ってください」と通知するわけです。


税務署からするとこれが嫌なのは、

「いやいや、納得していない」「やり直しじゃ!」

と法的に反論できることです。

実際に覆せるかは別問題ですが、手続き的にお互い大変なので、

そりゃ修正申告を勧めますよね。


(8)処分理由の記載

当然ですが、理由を説明してくれます。


一方、調査で問題がなければ、(9)になります。

(9)は何でしたっけ。



(9)更正又は決定をすべきと認められない場合の通知

よく分からない文言ですが、

要は、「間違ってるとこなかったよ」です。

この通知が来たら何もなしで調査終了です。


(10)再調査

調査中に新しい何かが発見された場合、やり直すことがあるよってお話です。



税務調査は怖くない

さて、本日なんでこのテーマにしたか、ということですが、

まさに本日上記の(9)の連絡が来たからです。


お電話で「非違事項は認められませんでした」と連絡が来ました。

私の回答は「ですよね」でした。


よく、税務調査はお土産を持たせなければいけない、とかいう人がいます。

こういう人はちゃんと日々の会計処理、税務論点の整理をしていない人です。


税務調査官の名誉のためにいいますが、

彼らの仕事は「不正行為の防止、申告内容の確認」です。

決して「税金をふんだくること」が目的ではないです。


しっかりとした説明、適切な会計税務処理をしていれば、

普通に(9)になります。


お土産神話は嘘ですよ。

調査官にも失礼です。


そしてそして

調査が(9)で終わった際の一番のご褒美って何でしょうか。


私が一番欲しいものです。

今回もしっかりといただけました。


「金子先生にお任せしてよかった。ありがとうございます。」


お客様からの真っ直ぐの感謝に勝る報酬はないですね。

今後も頑張っていきます。


楽せず楽しく生きましょう。





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