年末調整虎の巻/第3巻
ついにビールから糖質ゼロが出ましたね。
糖質コントロールを少しだけ気にしてるので、
これでビールが解禁されました!
ありがとう!キリンさん!!
どうも、家飲みが大好きな公認会計士・税理士・印紙税管理士・お肉博士の金子です。
さて、前回から引き続き今回も年末調整のお話です。
過去のお話は、こちらから。
今回は保険料控除申告書の書き方についてご説明します。
こちらですね。
今回も、資料については国税庁HPの抜粋ですが、
解説は筆者注釈です。
名前とか書こう!
①所轄税務署長等
通常、会社からもらう際にはここは印字してありますが、
勤めている会社の住所を所轄する税務署の名前と、
ご自身が済んでいる市区町村の名前を記入しましょう。
所轄する税務署は、
「○○区 税務署 所轄」とかでグーグル先生に聞いてください。
②給与の支払者等
ここも、通常印字されています。
されていなかったら、
「法人番号 ○○株式会社(ご自身の会社)」とグーグル先生に(以下同文)。
➂あなたの氏名等(ないけど)
これは説明いらないですよね。
印鑑を忘れずに。
生命保険料控除額の入力をしよう!
①生命保険料控除
保険会社の名称や保険の種類、金額を入力する欄です。
ご自身で払っていることと、受取人がご自身または配偶者と親族の保険が対象です。
ちなみに個人年金の場合には親族が受取人の場合には対象外です。
保険料控除証明書の添付を忘れずに!!!
②~⑤各種保険料欄
・保険会社の名前はざっくりでOK
長すぎて枠に入らない!ということがよくありますが、略称でOKです。
分かればいいです。
・生命保険の場合には、「新」か「旧」を必ず選択する
控除額が変わるので必須です。ちなみに医療保険には新とか旧はないです。
・12月までの支払額を記入する
保険料控除証明書には金額が2つありますが、12月までの支払額を記入しましょう。
・控除額の計算は支払額ではない
保険料控除額=保険料支払額ではないので、
用紙下の方をよく見て計算しましょう。
円未満の端数は切り上げです。
保険料控除のためにはどれぐらい保険に入るのがいいの?
という質問をよくいただきます。
保険料控除のためだけであれば、
積立の生命保険、医療保険を年間8万ずつ、
個人年金を8万だと、ちょうど満額の12万控除が取れます。
ある程度かけたお金も返ってきますしね。
(本来の保険の用途とは異なるので、ご注意を)
ご参考まで。
その他の控除項目について
①地震保険料控除
こちらも記入上の注意事項は生命保険料控除と同様です。
分かればいいので、そんなに厳密に書かなくていいです。
地震保険の契約が旧長期損害保険の場合にはC欄に記載ですね。
②社会保険料控除
給与から天引きされている【以外】の社会保険料があれば記載します。
通常はないはずです。
途中入社の方等で、国民年金や国民健康保険の支払がある方は記載しましょう。
➂小規模企業共済等掛金控除
iDeCo等をやっている方は記載しましょう。
保険は資産形成に使える部分もありますが、
個人的には保険の神髄は、掛け捨ての生命保険にあると思っています。
何かあった時の備えは原則自身の貯蓄で対応し、
自分がいなくなったときに、残された家族に不自由なく生活してもらう。
それ以外では保険はいらないな~と。
楽せず楽しく生きましょう。
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